Pitta nympha – ヤイロチョウ

Pitta nympha – ヤイロチョウ

Scientific Name: Pitta nymphaEnglish Name: Fairy PittaObserved in: Singapore Botanic GardenLocal Status: VagrantObserved Timing: Mar-26 2026年が始まり、例年よりも雨の多いシンガポールに飛び込んできた衝撃的なニュースは、ヤイロチョウの出現でした。 前回の御目見えは2019年のHindhede Nature Park。当時はコロナ禍の中で、密を避けるために小さな公園内には入場制限がかかり、入り口には長蛇の列ができていました。その頃の私はPittaなどという鳥の存在すら知らず、ただ何となくこの公園をその朝の探鳥の目的地に選んだだけでしたが、とりあえず並んでみることにしたのです。 自分の番を今か今かと待つこと数時間、ようやく回ってきたチャンスで与えられた時間はわずか数分。祈るような気持ちで出現を待ち、目を凝らしましたが、とうとうその姿を見ることはできませんでした。 そうして2026年。旧正月の期間中に舞い込んだ当種出現の報。しかしその時はインドネシア東部にダイビング旅行中で、チャンスを逃しました。その後しばらくして再出現した際にも国外出張。。悉くタイミングが合わずじまいでしたが、渡りの季節も終わりに差し掛かる3月、ようやく念願が叶うチャンスが訪れ、公園に向かったのです。 正確な場所を把握していませんでしたが、親切なバーダー(当地のバーダーはほとんどがとても親切です)に教えてもらい、目的に向かうと、ちょうど遠くの方で動き回っていました。しばらくすると、もう手の届きそうな距離まで近づいてきてくれ、慌ててテレコンバータを外して撮影をすることができたのです。他のヤイロチョウにはない奥ゆかしい美しさがそこにはありました。 As 2026 began, with Singapore experiencing more rain than usual, the incredible news was the appearance of the pitta. The last time it appeared was in 2019 at Hindhede Nature Park. With COVID-19 restrictions, entry to the small park was limited and long queues formed at the gate. At that time, I didn’t even know a bird called “pitta” existed. I had simply chosen the park as my birding destination that morning and joined the line. After waiting for hours, my turn finally came. The time allowed was only a…

Buceros rhinoceros – サイチョウ

Buceros rhinoceros – サイチョウ

Singapore Scientific Name: Buceros rhinocerosEnglish Name: Rhinoceros HornbillObserved in: Coney Island, Singapore Botanic GardenLocal Status: Very Common MigrantObserved Timing: Dec-21, Nov-22 2025年、当地バーダーを熱狂させ、話題を搔っ攫ったのは、間違いなく当種でしょう。篭脱けではない野生の個体としては、シンガポールで観察されたのは実に1800年代であるともされ、世紀を超えて姿を現してくれたのです。そして当地が気に入ったのか、実に3か月にもわたって継続的に観察されました。 当個体は以下のマレーシアのFraser’s Hillで観察した個体と比べてわかるように、カスクが成長しきっていない、若いオスです。木々を渡って果実を食べている様子が見れました。 そういうわけで、もちろん当地のニュースになったのですが、この鳥の出現はもちろんのこと数百人もの人が押し寄せたので、そのこともニュースになったようです。。 Malaysia Observed in: Fraser’s HillObserved Timing: Jul-22

Zapornia pusilla – ヒメクイナ

Zapornia pusilla – ヒメクイナ

Scientific Name: Zapornia pusillaEnglish Name: Baillon’s CrakeObserved in: Marina GroveLocal Status: Rare migrantObserved Timing: Dec-25 2025年の終わりにかけてシンガポールのBirding Communityの間で話題になり、多くの人が訪れたであろうMarina Grove。Garden by the Bayのすぐ傍に位置する湿地であり、国内の他では見られない珍しい鳥たちが水辺に集まっていました。 当種ヒメクイナはアジアの広い地域やアフリカ、オーストラリアなどにも分布します。シンガポールでは非常に珍しい渡り鳥であり、私としても今回初めて観察することができました。水辺に反射する緑の光の中を静かに歩く様子は、とにかく美しく、夢中でシャッターを切りました。

Tachybaptus ruficollis – カイツブリ

Tachybaptus ruficollis – カイツブリ

Singapore Scientific Name: Tachybaptus ruficollisEnglish Name: Little grebeObserved in: Marina GroveLocal Status: Very rare residentObserved Timing: Dec-25 世界中に広く分布するカイツブリですが、カモ類が少ないシンガポールではとても珍しい種に位置付けられています。とはいっても過去の記録を見てみると、この数年は毎年どこかで見られているようです。子育てに勤しんでいました。 China Observed in: Century Park, ShanghaiObserved Timing: Sep-25

Acrocephalus orientalis – オオヨシキリ

Acrocephalus orientalis – オオヨシキリ

Scientific Name: Acrocephalus orientalisEnglish Name: Oriental Reed WarblerObserved in: Marina GroveLocal Status: Common migrantObserved Timing: Dec-25 渡りの時期に水辺で見られます。Local StatusはCommonとありますが、それほど一般的にみられる種ではないように思います。シンガポールを拠点としだした当初にKranj Marshなどで1度だけ姿を見かけて以来、ようやく今回初めてまともな写真を撮影することができました。 コヨシキリよりも一回り大きく、また少し大胆であるような気がしました。器用に水辺の草や枝を渡り歩いて採餌する様子を観察することができました。

Acrocephalus bistrigiceps – コヨシキリ

Acrocephalus bistrigiceps – コヨシキリ

Scientific Name: Acrocephalus bistrigicepsEnglish Name: Black-browed reed-warblerObserved in: Marina GroveLocal Status: Uncommon migrantObserved Timing: Dec-25 日本に夏鳥として飛来する本種は、当地を含む東南アジアを越冬地としています。シンガポールでは飛来する個体数が多くないうえに、シャイなので観察機会は多くありません。水辺に現れます。 オオヨシキリよりも一回り小さく、黒い眉のようなラインが特徴的です。

Actenoides hombroni – フィリピンアオヒゲショウビン

Actenoides hombroni – フィリピンアオヒゲショウビン

Scientific Name: Actenoides hombroniEnglish Name: Blue-capped KingfisherObserved in: MalaybalayObserved Timing: May-25 長い間待ちに待って日没直前に出てきてくれたカワセミです。口元が青くないのはメスであり、オスは出てきてくれませんでした。しかしながら、この山岳性のカワセミたちはメスもとても綺麗であることが多く、待った甲斐があり、幸せな気持ちで帰路に就いたことを主致します。オスには次回会えますように!ミンダナオの固有種です。

Leonardina woodi – アポチメドリ

Leonardina woodi – アポチメドリ

Scientific Name: Leonardina woodiEnglish Name: Bagobo RobinObserved in: MalaybalayObserved Timing: May-25 長い間、まともな写真が撮られてこなかった伝説のチメドリです。ガイドであり友人の管理する保護区に生息しており、いい条件で観察することが叶いました。ただ珍しいというのではなく、美しい鳥です。ミンダナオの固有種です。

Rhipidura nigrocinnamomea – ムナグロオウギビタキ

Rhipidura nigrocinnamomea – ムナグロオウギビタキ

Scientific Name: Rhipidura nigrocinnamomeaEnglish Name: Black-and-cinnamon FantailObserved in: MalaybalayObserved Timing: May-25 オウギビタキ科の鳥には正直あまり思い入れが持てずにいます。それはどれもが似たり寄ったりで、かつ撮影した際に、尾羽やらひげやらがなんだかとっ散らかった感じになってしまうのが理由です。しかし、当種は別で、こんなきれいな赤茶色をしたオウギビタキがいるのかと感動しました。

Erythropitta erythrogaster – アカハラヤイロチョウ

Erythropitta erythrogaster – アカハラヤイロチョウ

Scientific Name: Erythropitta erythrogasterEnglish Name: Philippine PittaObserved in: Mindanao, PhilippinesObserved Timing: May-25 フィリピンのヤイロチョウです。このタイプのヤイロチョウは様々いますが、この2025年は数年ぶりにWhiskered Pittaが現れたことでフィリピンの野鳥界隈は大賑わいでした。見に行きたかったなぁ。。

Todiramphus winchelli – チャエリショウビン

Todiramphus winchelli – チャエリショウビン

Scientific Name: Todiramphus winchelliEnglish Name: Rufous-lored KingfisherObserved in: Cagayan de OuroObserved Timing: May-25 主にフィリピンの限られた地域に生息する希少なカワセミでありVurnerableに分類されています。白と青の対比が非常に美しく、さわやかなカワセミです。

Ceyx melanurus – アカカワセミ

Ceyx melanurus – アカカワセミ

Scientific Name: Ceyx melanurusEnglish Name: Philippine Dwarf-KingfisherObserved in: Cagayan de OuroObserved Timing: May-25 小型のカワセミCeyx属の1種で、フィリピンの固有種であるアカカワセミです。地域によって亜種が存在し、撮影した個体は、より詳細にはSouth Philippine Dwarf-Kingfisher(Ceyx melanurus mindanensis)となり、ミンダナオおよびパラワンに生息します。ボクシングリングのある小屋のすぐ隣に現れトカゲやらムカデやら採餌に勤しんでいました。図太いやつです。

Halcyon gularis – チャムネショウビン

Halcyon gularis – チャムネショウビン

Scientific Name: Halcyon gularisEnglish Name: Brown-throated KingfisherObserved in: Mindanao, PhilippinesObserved Timing: May-25 以前はアオショウビンと同種として扱われていたようですが、当種の腹部は完全に茶色をしております。シンガポールに生息するアオショウビンのようにもっとフレンドリーだといいのですが。。。

Loriculus philippensis – シュバシサトウチョウ

Loriculus philippensis – シュバシサトウチョウ

Scientific Name: Loriculus philippensisEnglish Name: Philippine Hanging-Parrot Observed in: Mindanao, PhilippinesObserved Timing: May-25 フィリピンの鳥たちはなかなかいい条件で撮ることが難しいように思うのですが、当種はちゃんと光の当たるところに留まってくれました。ありがたや。パラワンを除くフィリピン全土に分布します。

Prioniturus waterstradti – ミンダナオズアカウチワインコ

Prioniturus waterstradti – ミンダナオズアカウチワインコ

Scientific Name: Prioniturus waterstradtiEnglish Name: Mindanao Racquet-tailObserved in: Mount KitangladObserved Timing: May-25 背景と完全に同化しており、ガイドが指さす方向を見ても何が何だかわかりませんでしたが、とりあえずファインダーを向けてみると、そこにいたのがこのインコでした。ファインダーに写ったのはラッキーでした。ミンダナオ島にのみ生息する準絶滅危惧種の鳥です。

Aethopyga boltoni – アポタイヨウチョウ

Aethopyga boltoni – アポタイヨウチョウ

Scientific Name: Aethopyga boltoniEnglish Name: Apo SunbirdObserved in: Mindanao, PhilippinesObserved Timing: May-25 フィリピンは豊富な固有種を持つ国ですが、中でもタイヨウチョウ科の種類は目を見張るものがあり、Lina’s Sunbirdを含めて非常に美しい種が分布しています。このアポタイヨウチョウもその1つであり、フィリピン最高峰のアポ山を名前に持つ通り、ミンダナオ島の高山に生息します。

Heleia goodfellowi

Heleia goodfellowi

Scientific Name: Heleia goodfellowiEnglish Name: Mindanao HeleiaObserved in: Mount KitangladObserved Timing: May-25 かつてはBlack-masked white-eyeとかMindanao white-eyeなどとも呼ばれたミンダナオ島の固有種です。メジロ科に属しますが、出で立ちはいわゆるメジロたちとは異なり、また体調も少し大きいように思います。こうしたHeleia属の仲間は世界に10種存在しており、多くがインドネシアに分布する種です。高山の枝に纏わりつくコケと共にいい感じに撮影することができました。

Goodfellowia miranda – アポオオサマムクドリ

Goodfellowia miranda – アポオオサマムクドリ

Scientific Name: Goodfellowia mirandaEnglish Name: Apo Myna Observed in: Mindanao, PhilippinesObserved Timing: May-25 アイコニックなKitangladを代表する鳥です。黄色いメガネと伸びた尾羽が美しいです。高い樹の上にいることが多く、仰角が大きくなりがち。従って、横方向や正面から撮ったこれらの写真は数十mは離れた場所から撮影しています。次回は、もう少し近くでいい感じに観察できたら嬉しいなあ。

Malindangia mcgregori – ミンダナオオオサンショウクイ

Malindangia mcgregori – ミンダナオオオサンショウクイ

Scientific Name: Malindangia mcgregoriEnglish Name: McGregor’s CuckooshrikeObserved in: Mount KitangladObserved Timing: May-25 Philippine Eagleを狙いにKitangladを登山中、数個体見かけました。さほど珍しいようにも感じなかったので、真面目に写真を撮っておりませんでした。頭上高くに留まっていることが多かったです。もう一度撮り直ししてきます。

Phylloscopus nigrorum

Phylloscopus nigrorum

Scientific Name: Phylloscopus nigrorumEnglish Name: Negros Leaf WarblerObserved in: Mindanao, PhilippinesObserved Timing: May-25 和名のまだないフィリピン固有種のムシクイです。ネグロス島以外にもパラワンを含む全土に分布します。

Pyrocephalus rubinus – ベニタイランチョウ

Pyrocephalus rubinus – ベニタイランチョウ

Scientific Name: Pyrocephalus rubinusEnglish Name: Vermilion FlycatcherObserved in: Rio de Janeiro, BrazilObserved Timing: Oct-25 ホテルの庭先に突如現れた真っ赤なタイランチョウ。頭の毛を逆立てこちらを睨んでいます。何ともど派手で可愛い鳥です。南北アメリカ大陸に広く分布するようです。以前ブラジルに住んでいた時には中南米各国、随分といろんな場所を訪れましたが、その頃には鳥にはあまり興味はなく、観察する目も持っていませんでした。今、もう一度これらの地を訪れればより、楽しく充実したものとなるだろうなと、機会をうかがっています。

Malacoptila striata – ミカヅキオオガシラ

Malacoptila striata – ミカヅキオオガシラ

Scientific Name: Malacoptila striataEnglish Name: Crescent-chested PuffbirdObserved in: Rio de Janeiro, BrazilObserved Timing: Oct-25 探鳥の前には当然どのような種が生息し、どのように鳴くのか一通り勉強をして出かけますが、当種は完全に盲点でありました。ガイドが当種が鳴いて、近くにいることを興奮気味に教えてくれ、姿を当たらしてくれたところを撮影できたのです。大きな目とおしゃれなレイヤリング。このような鳥がいることを全く認識していなかったため、驚きに溢れた素晴らしい出会いでした。

Colaptes melanochloros – アオシマオゲラ

Colaptes melanochloros – アオシマオゲラ

Scientific Name: Colaptes melanochlorosEnglish Name: Green-barred WoodpeckerObserved in: Rio de Janeiro, BrazilObserved Timing: Oct-25 突然目の前の枝に舞い降りてくれたキツツキ。近くで姿を観察できるのはありがたいのですが、近すぎるのは撮影には問題です。どうにか距離を取り、角度を調整してみました。その昔、パンタナールで同属のアリツカゲラ(Colaptes campestris)を観察する機会がありましたが、良く似ています。

Crotophaga major – オニオオハシカッコウ

Crotophaga major – オニオオハシカッコウ

Scientific Name: Crotophaga majorEnglish Name: Grater AniObserved in: Rio de Janeiro, BrazilObserved Timing: Oct-25 大きな嘴が特徴的なカッコウで、長い尾を持ちます。数羽で池の周りに群れているところに出くわしました。茂みの中からなかなか出てきてくれず、やきもきしましたが、ついに全身を披露してくれたのが御覧の写真です。

Guira guira – アマゾンカッコウ

Guira guira – アマゾンカッコウ

Scientific Name: Guira guiraEnglish Name: Guira CuckooObserved in: Rio de Janeiro, BrazilObserved Timing: Oct-25 逆立った羽毛が魅力的なカッコウです。明るい体色をしているのもカッコウとしては珍しく、存在を特別にしているように思います。ブラジル以南、アルゼンチンまで広く分布しています。パンタナールでも見れました。その内、写真を追加します。