Rhabdornis mystacalis – キバシリモドキ

Rhabdornis mystacalis – キバシリモドキ

Scientific Name: Rhabdornis mystacalisEnglish Name: Stripe-sided RhabdornisObserved in: PICOPLocal Status: EndemicObserved Timing: Jun-24 キバシリモドキ属 (Rhabdornis) はフィリピン固有であり渡りをしません。ムクドリ科 Sturnidae に属しますが、他の当科の種とは異なった見た目をしています。当種キバシリモドキは当属4種をうちの1種であり、フィリピン全域に生息します。 なお、ミンダナオにはムジキバシリモドキ (Rhabdornis inornatus, Stripe-breasted Rhabdornis) も生息していますが、inornatusは喉元まで模様が入っていることで当種mystacalisとの見分けがつきます。

Sarcops calvus – メガネムクドリ

Sarcops calvus – メガネムクドリ

Scientific Name: Sarcops calvusEnglish Name: ColetoObserved in: PICOPLocal Status: EndemicObserved Timing: Jun-24 肌色の頭部が面白く、独特の風貌をしています。背の高い木の上におり、なかなか下までは降りてきてくれませんでした。

Agropsar sturninus – シベリアムクドリ

Agropsar sturninus – シベリアムクドリ

Scientific Name: Agropsar sturninusEnglish Name: Daurian starlingObserved in: Jurong Lake GardenLocal Status: Common migrantObserved Timing: Jan-22, Sep-24 渡りのシーズンに北東アジアから移動してきます。個体数はそれほど多いわけではありませんが、観察するのはさほど難しいわけではないように思います。ムクドリに対する思い入れが薄く、あまりいい写真が撮れていませんが、光沢のある羽は実は美しく、撮り直しをしたい種です。Purple-backed Stalingと呼ばれることもあります。

Sturnus vulgaris – ホシムクドリ

Sturnus vulgaris – ホシムクドリ

Scientific Name: Sturnus vulgaris English Name: Common StarlingObserved in: HobartLocal Status: Common ResidentObserved Timing: Nov-23 3羽程度の小さな群れで公園の芝生で餌を探していたホシムクドリ。クロウタドリと同様、当種もヨーロッパから持ち込まれた外来種で、面白みのない英名がつけられております。地域の歴史的な繋がりを感じます。

Leucopsar rothschildi – カンムリシロムク

Leucopsar rothschildi – カンムリシロムク

Scientific Name: Leucopsar rothschildiEnglish Name: Bali mynaObserved in: MenjaganObserved Timing: Jan-24 シンガポールでMynaと言ったら、インドハッカやジャワハッカであり、街中に溢れる害鳥的扱いを受けていますが、世界には貴重なMynaがいることを、探鳥を続ける中で知りました。その1種が当種カンムリシロムクであり、近絶滅種Critically Endangeredに分類されてしまっております。それはこの美しさ故に、捕獲の対象となってしまっていることが理由で、悲しく残念な状況があります。さも貴重な鳥ですから、野生で観察するのは無理であろうと諦めていました。ところが、お世話になっているダイビングガイドさんから、当種と思わしき鳥を度々見かけるということを教えてもらい、(申し訳ないが、半信半疑で)ダイビングの傍ら望遠レンズを抱えて捜索をしました。すると、本当にいた(疑ってごめんなさい!)!というのがこの写真であります。

Sturnornis albofrontatus – シロガオムクドリ

Sturnornis albofrontatus – シロガオムクドリ

Scientific Name: Sturnornis albofrontatusEnglish Name: White-faced starlingObserved in: KitulgalaLocal Status: Uncommon EndemicObserved Timing: Feb-24 非常に珍しい固有種であり、発見の際は私たちよりもガイドが興奮していました。そのテンションについていけなくて御免なさい、、ということは野鳥にしろダイビングにしろ時々起こりますよね。つまりは勉強不足なわけです。遥か彼方の木の上に姿を現してから飛び去ってしまいましたが、巣のある木の周りで再度見つけることができました。材料集めをしていたようです。そして山を下りている途中に、今度は至近距離の頭上に現れました。絶滅危惧種です。

Gracula ptilogenys – セイロンキュウカンチョウ

Gracula ptilogenys – セイロンキュウカンチョウ

Scientific Name: Gracula ptilogenysEnglish Name: Sri Lanka hill mynaObserved in: KitulgalaLocal Status: Uncommon EndemicObserved Timing: Feb-24 スリランカの投稿が一通り完了したと思ったら、漏れてしまっていた。印象に残らなかったわけではないけれど、シンガポールで見れるキュウカンチョウにも姿形は大きく変わらないし、、ところが、当種はスリランカの固有種であり、準絶滅危惧種にも指定されている大変貴重な種なのです。

Acridotheres tristis – インドハッカ

Acridotheres tristis – インドハッカ

Scientific Name: Acridotheres tristisEnglish Name: Common MynaObserved in: AnywhereLocal Status: Uncommon ResidentObserved Timing: Anytime そこら中に溢れているジャワハッカの中に時々紛れているのが当種インドハッカ。顔つきも柔らかく、遠慮がちに公園や道路脇を散策しているのがなんとも愛らしい。出会うと、四葉のクローバーを見つけたような、そんな嬉しい感覚があります。 Amid the countless Javan Mynas found everywhere, you’ll occasionally spot this species—the Common Myna. With their softer facial expressions and their shy, tentative way of wandering around parks and roadsides, they have an undeniable charm. Every encounter with one feels like finding a four-leaf clover—a small but special kind of happiness.

Gracula religiosa – キュウカンチョウ

Gracula religiosa – キュウカンチョウ

Scientific Name: Gracula religiosaEnglish Name: Common Hill MynaObserved in: Singapore Botanic GardenLocal Status: Uncommon residentObserved Timing: Anytime 日本ではペットとして有名な当種は、乱獲等により個体数が減少しつつあるようであり、当地においても個体数は多くはない。Singapore Botanic Gardenの様々な場所で餌を啄んでいたり、樹上で佇んでいたりする光景を目にする一方で、その他の場所では一度も見かけたことはない。オレンジ色の嘴と黄色い肉垂れがとても綺麗。単体やペアでいる。

Acridotheres javanicus – ジャワハッカ

Acridotheres javanicus – ジャワハッカ

Scientific Name: Acridotheres javanicusEnglish Name: Javan MynaObserved in: AnywhereLocal Status: Very Common ResidentObserved Timing: Anytime シンガポールを訪れる者であれば必ず目にするといって差し支えないだろう。街中に溢れかえっており、ホーカーセンターやレストランで残飯をつつき、店員に追い払われるというのは、もはやシンガポールの日常の光景である。また、日暮れの時には街路樹におびただしい数が集まって騒ぎ立てている様子を目にする。人間を恐れず至近距離まで寄ってくるふてぶてしさもあって、どちらかというと害鳥の扱いを受けている。しかし、よくよく見ると愛嬌のある風貌をしており、日常に溢れかえっているからこそ、様々なシーンにであることもできる。当種を敢えて街中で真剣にとるのも、面白い試みに違いない。 Anyone who visits Singapore is almost certain to encounter this bird. They are everywhere across the city, pecking at leftovers in hawker centers and restaurants, only to be chased away by staff—a daily scene that has become part of Singapore’s urban life. At dusk, you can often witness huge flocks gathering in roadside trees, noisily jostling for space. With their brazen attitude, showing little fear of humans and approaching to very close distances, they are often regarded more as pests than wildlife. However, if you take a closer look, you’ll notice they have a certain charm in…