Terpsiphone affinis – ブライスサンコウチョウ

Terpsiphone affinis – ブライスサンコウチョウ

Scientific Name: Terpsiphone affinisEnglish Name: Blyth’s Paradise FlycatcherObserved in: Bidadari Park, Bishan Ang Mo Kio ParkLocal Status: Uncommon migrant and rear visitorObserved Timing: Sep-24, Oct-24 2021年にシンガポールに移住して以来、何度か姿を確認しはしていましたが、ようやくまともな観察ができました。全体として2024年のシーズンはサンコウチョウが島内で多く見られていたように思います。割と背のある樹木の、どちらかというと日に当たっておらず、影になっている部分で見かけます。 同じくシンガポールに飛来するAmur Paradise Flycatcherと大変良く似ており、同種とは胸の部分の色の入り方が微妙に違うようです。分類には自信がありませんので、同定ミスしているかもしれません。 Since moving to Singapore in 2021, I had spotted this species a few times, but I finally managed a proper observation. Overall, it feels like 2024 has been a particularly good season for seeing Paradise Flycatchers across the island. They tend to appear around taller trees, often in areas that are shadier and less exposed to direct sunlight. They closely resemble the Amur Paradise Flycatcher, which also migrates to Singapore. The two species are subtly different, with slight variations in the coloring around the chest…

Leptoptilos javanicus – コハゲコウ

Leptoptilos javanicus – コハゲコウ

Scientific Name: Leptoptilos javanicusEnglish Name: Lesser AdjutantObserved in: Sungai Buloh Wetland ReserveLocal Status: Uncommon residentObserved Timing: Feb-25 醜い鳥との不名誉なレッテルを張られている当種でありますが、生息数は減少傾向にありNT(Near Threatened)に分類されてしまっています。Sungai Buloh上空でコウノトリが飛び交っていたので、インドトキコウかシロトキコウのどちらかだろうと思ってカメラを一応向けたところ、当種でした。地上に降りたところにもぜひ出会いたいものです。 ちなみに2024~25年にかけては、シロスキハシコウも島内で数多く確認されていました。

Pycnonotus jocosus – コウラウン

Pycnonotus jocosus – コウラウン

Scientific Name: Pycnonotus jocosusEnglish Name: Red-whiskered BulbulObserved in: Singapore Botanic Garden, Coney IslandLocal Status: Uncommon introduced residentObserved Timing: Dec-22, Nov-24 忘れもしない2022年のクリスマス。野鳥観察にでかけるもイマイチ成果に満足できず、帰りがけのダメ押しにSingapore Botanic Gardenに寄ることにした。しかし公園に近づくにつれ、なんだか嫌な感じがする。異変が空気を伝わってくる。そこには普段の穏やか風景はなく、そこかしこでシートを広げて下品で騒々しい宴会に興じている人だかりが出来上がっていた。巨大なレンズを人混みから守りつつ、立ち止まっては、遠くの木をめがけてそれを構える。とても場違いな感じがして、気恥ずかしかった。そんな中で、50m程度先の木の先端付近に、ふらっと現れたのが当種。元々ペットとして導入されたのが野生化した、というお決まりの(?)パターンで繁殖している。個体数はさほど多くなく。現時点では、このクリスマスの1回きり。もう少し近くで観察をしてみたい。 (追記)早朝、探鳥に出かけるためにアパートのロータリーでタクシーを待っていたところ、当種が目の前の樹上で囀っているのを目撃しました。どうやら調べてみると、こうして時折住宅街にでてくることは珍しくはないようです。その後も、何度か家の周囲で見かけることがありました。 そして、ついにまともな写真が撮れたのが2024年のConey Islandです。茂みの中を2羽で行き交っていたところを撮影することができました。可愛いです。 It’s an unforgettable Christmas 2022. I went out for birding, but it had not been satisfied one yet. So I decided to try Singapore Botanic Garden before going back to my home. It might have been wrong choice because the place was crazy crowded with the people celebrating the day.In such a situation, I carried around a huge lens as very like a stranger. I felt so out of place and embarrassed.However, this species appeared on the tip of a tree about 50m away. Originally introduced as pets.…

Corvus splendens – イエガラス

Corvus splendens – イエガラス

Scientific Name: Corvus splendensEnglish Name: House CrowObserved in: Sungei Buloh Wetland Reserve and anywhereLocal Status: Very common introduced residentObserved Timing: Anytime カラスです。当地ではよく見かけますが、シンガポールの在来種ではありません。どうせならば格好よく撮ってあげたいと思い、御覧の通り撮影しました。いかがでしょうか。

Halcyon smyrnensis – アオショウビン

Halcyon smyrnensis – アオショウビン

Scientific Name: Halcyon smyrnensisEnglish Name: White-throated KingfisherObserved in: Coney Island, Bishan Ang Mo Kio Park etc.Local Status: Common residentObserved Timing: Anytime 青く輝く当種はナンヨウショウビンに続いて観察機会の多いカワセミです。公園はもちろん、街中でも姿をみることができます。ナンヨウショウビンよりも鳴き声は若干控えめです。 ところで、このアオショウビンの亜種にチャムネショウビンという種がおり、胸の白い部分がほとんど茶色をしています。ミンダナオ島で目撃はしたのですが、残念ながら写真に収めることはできませんでした。

Halcyon coromanda – アカショウビン

Halcyon coromanda – アカショウビン

Japan Scientific Name: Halcyon coromandaEnglish Name: Ruddy KingfisherObserved in: Ishigaki, JapanObserved Timing: May-22 石垣島で撮影した亜種のリュウキュウアカショウビンです。特徴的な鳴き声をしているので、存在に気づくことは容易ですが、姿を確認するには少しの努力が要ります。八重山地方にはダイビングのために何度も足を運んできましたが、きちんと装備を整えて撮影に臨みました。日本には夏鳥として渡来し、5月から10月ごろまで観察が可能なようです。 Singapore Observed in: Bidadari ParkObserved Timing: Dec-24 シンガポールでも機会は少ないですが、アカショウビンを観察することは可能です。日本などの北東アジアで夏を過ごした個体が東南アジアに亘ってくる秋、そして北に帰る春先が観察のタイミングとなります。通常、シンガポールは通過点となるので、長くは留まりませんが、この個体は冬の間をずっとシンガポールで過ごすことに決めたようです。 Indonesia Observed in: Tangkoko Nature ReserveObserved Timing: Mar-23 タンココでの探鳥の最終日、セレベスカワセミを観察した帰り道で撮影したものです。これからまた北に渡っていきます。

Phaenicophaeus sumatranus – チャバラクロバンケンモドキ

Phaenicophaeus sumatranus – チャバラクロバンケンモドキ

Scientific Name: Phaenicophaeus sumatranusEnglish Name: Chestnut-bellied MalkohaObserved in: Bukit Timah AreaLocal Status: Uncommon ResidentObserved Timing: Oct-24 シンガポールで初観察となったMalkohaです。他のカッコウ科の鳥たちとは明確に異なる色合いが、目を引きます。Malaysiaで観察していたクロバンケンモドキと良く似ていますが、当種は腹のあたりが茶色いことで別種となります。スマトラやボルネオを含む東南アジア一帯で広く見られ、Singaporeで唯一観察が期待できるMalkohaでもあります。

Anarhynchus atrifrons – メダイチドリ

Anarhynchus atrifrons – メダイチドリ

Scientific Name: Anarhynchus atrifronsEnglish Name: Tibetan Sand PloverObserved in: Marina DriveLocal Status: Common MigrantObserved Timing: Oct-24 恐らく写真はすべてメダイチドリだと思うのですが、同じ時期に姿を現していたオオメダイチドリも紛れているかもしれません。シギチの見分けは本当に難しい。。。

Cisticola juncidis – セッカ

Cisticola juncidis – セッカ

Scientific Name: Cisticola juncidisEnglish Name: Zitting CisticolaObserved in: Marina DriveLocal Status: Common ResidentObserved Timing: Oct-24, May-25 草むらに短く冴えわたる声が響く。臆病でなかなか近づくのが難しい鳥です。

Dicaeum cruentatum – セアカハナドリ

Dicaeum cruentatum – セアカハナドリ

Scientific Name: Dicaeum cruentatumEnglish Name: Scarlet-backed flowerpeckerObserved in: Dairy Firm Nature Park, Singapore Botanic GardenLocal Status: Very Common ResidentObserved Timing: Apr-22, Oct-24 家の庭先にも出るくらいに確かに”Very Common”なハナドリではあるのですが、なかなかにいい写真が撮れていない。大きめの高い声で鳴きながら、羽ばたいていく光景を良く見ます。

Tanysiptera galatea – ラケットカワセミ

Tanysiptera galatea – ラケットカワセミ

Scientific Name: Tanysiptera galateaEnglish Name: Common Paradise-KingfisherObserved in: Kri IslandObserved Timing: Mar-24 Paradiseを名に持つ鳥と言えば、極楽鳥(Bird of Paradise)が代表格で、他にもサンコウチョウ(Paradice Flycatcher)が知られたところかと思いますが、なんとカワセミの仲間にも該当種がいるのです。当種を筆頭としたラケットカワセミ属は主にインドネシア・ニューギニアの島々に分布し、その長い尾をひらめかせながら樹間を移動します。暗い森の中でも目立つ青色ですが、日に当たることでそれは一層輝きます。Paradiseの名に相応しい風貌です。一度生息環境を理解すれば、探しだすことはさほど困難ではありません。いつまででも眺めていたい鳥です。

Melidora macrorrhina – カギハシショウビン

Melidora macrorrhina – カギハシショウビン

Scientific Name: Melidora macrorrhinaEnglish Name: Hook-billed KingfisherObserved in: Kri IslandObserved Timing: Mar-24 カワセミの鳥たちの魅力はアンバランスなほどに大きな嘴であると思いますが、当種のそれは鍵状に曲がった特徴を持っています。森の奥に生息し観察はなかなか容易ではありません。アカミノフウチョウの観察が空振りすることが濃厚になってきた日の出から1時間後、諦めてハイドからでたときに遠くの木に止まっていました。当地域で比較的よく見られるワライカワセミの一種であるかと思いましたが、よくよく調べて見ると当種カギハシショウビンであることがわかりました。アオヒゲショウビンによく似ています。

Paradisaea rubra – ベニフウチョウ

Paradisaea rubra – ベニフウチョウ

Scientific Name: Paradisaea rubraEnglish Name: Red bird-of-paradiseObserved in: Waigeo IslandObserved Timing: Mar-24 極楽鳥をまさかこの目で見れる日が来るなんて!当種はアカフウチョウといい、小高い丘に建つ樹高の高い木の上で羽を広げて求愛することで知られています。私たちの観察位置からはちょうど木々にブロックされてしまい、全容を窺うことはできませんでした。しかし、なによりも野鳥の世界に足を踏み入れるよりも前から、ドキュメンタリーなどの映像で当科の鳥たちを見るにつれ、なんて奇抜で美しい生物が世界にはいるのだろうと、募りつづけた想いが果たされたのです。出会えたことがとても嬉しかったです。一方で、今回はダイビングの片手間ということで、観察の機会を得ることができたのですが、満足のいく写真は撮れていません。また、当種とは別のアカミノフウチョウ(Diphyllodes respublica)の撮影にも2度挑戦しましたが、現れてはくれませんでした。そうした経験から、必ずや万全の態勢でパプアの探鳥にフルコミットする機会を作らんと、固く決心するに至っています。今までは、パプアという地理的なハードルの高さや、インフラの整わない辺境の地での探鳥というハードさから、尻込みしていましたが、もう吹っ切れました。 The day finally came! I saw a bird of paradise with my own eyes!! This particular species is known as the Red Bird-of-paradise, and it is famous for displaying its wings to court from the top of a tall tree. Unfortunately, our view was blocked by other trees, and we couldn’t see the full display.However, more than anything, my long-standing fascination with these extraordinary and beautiful creatures, which began even before I stepped into the world of birdwatching through documentaries and videos, has finally been fulfilled. I was truly delighted to have encountered one.I seized the opportunity for observation…

Scythrops novaehollandiae – オオオニカッコウ

Scythrops novaehollandiae – オオオニカッコウ

Scientific Name: Scythrops novaehollandiaeEnglish Name: Channel-billed CuckooObserved in: Kri IslandObserved Timing: Mar-24 宿泊していたダイビングリゾートに連なる村の一角で下草を焼き払い土地の整備をしていた。煙が立ち込め熱気が押し寄せる広場の片隅にいたのが、この個体。幼鳥です。自然に手が入る過程で巣から落ちたのでしょうか。親鳥の気配はありませんでした。心配になって翌日にも様子を伺いに行きましたが、もうそこにはいませんでした。無事どこかに住処を見つけたのであればよいのだけれど。。

Ptilinopus magnificus – ワープーアオバト

Ptilinopus magnificus – ワープーアオバト

Scientific Name: Ptilinopus magnificusEnglish Name: Wompoo Fruit DoveObserved in: WaigeoObserved Timing: Mar-24 アカミノフウチョウを見るべく午前4時に起床し、暗闇の中1時間弱の山歩きをしましたが、残念ながら成果なく、失意の中下山する途中で見かけました。Fruit Doveの仲間たちはどれも奇抜で美しい色の取り合わせをしていますが、不思議と森の中に入ってしまえば、思ったほどには目立たないのです。なお、Wompooは当種の鳴き声を表すことのみに用いられる特有の擬音語です。

Eclectus roratus – オオハナインコ

Eclectus roratus – オオハナインコ

Scientific Name: Eclectus roratusEnglish Name: Moluccan eclectusObserved in: Kri IslandObserved Timing: Mar-24 遥か遠くの樹の上に緑色のインコを確認したのも束の間、赤色の個体も合流した。なんとこの大きく異なる色を持つ2つの個体は同種であり、緑がオス、赤がメスということです。

Eos squamata – コムラサキインコ

Eos squamata – コムラサキインコ

Scientific Name: Eos squamataEnglish Name: Violet-necked LoryObserved in: Kri IslandObserved Timing: Mar-24 宿泊していたリゾートの周りでよく見られた深紅のインコです。緑の中に入っても一際輝いています。インドネシアの固有種であり、パプア諸島やモルッカ諸島周辺に生息しているようです。

Myiagra alecto – テリヒラハシ

Myiagra alecto – テリヒラハシ

Scientific Name: Myiagra alectoEnglish Name: Shining FlycatcherObserved in: Kri IslandObserved Timing: Mar-24 ダイビングの休憩中にカメラを片手にぶらぶらしていると、変わった姿の黒い鳥が鳴いていました。カササギヒタキ科のテリヒラハシのオスです。数日後同じエリアに行くと、美しい白い胴体と茶色の羽をもった鳥が目の前を行き来しているのを目撃しました。なかなか留まってはくれず、しばらくおちょくられていましたが、ついに姿を捕らえたのが2枚目です。似ても似つかない配色ですが、同種のメスとなります。

Gallus varius – アオエリヤケイ

Gallus varius – アオエリヤケイ

Scientific Name: Gallus variusEnglish Name: Green JunglefowlObserved in: Komodo IslandObserved Timing: Jul-23 コモドドラゴンの集まる広場の隅で地面をつついていました。シンガポールで見られるセイロンヤケイよりもより控えめで奥深い色合いをしています。世界にはヤケイ属が全4種いるようで、残すは見逃してしまったスリランカのセイロンヤケイと、インドのハイイロヤケイです。

Threskiornis molucca – オーストラリアクロトキ

Threskiornis molucca – オーストラリアクロトキ

Scientific Name: Threskiornis moluccaEnglish Name: Australian white ibisObserved in: AdelaideLocal Status: Common ResidentObserved Timing: Nov-23 トキ科の鳥たちをシンガポールで見ることはないので、久しぶりの出会いに感動するも束の間、周りを見渡すとそこかしこにいるではありませんか。そして公園はおろか街中にも出没しています。どうやら 現地ではBin Chikenの別名を持っており、ゴミをあさってまき散らすカラス的なポジションを獲得してしまっているようです。なお、クロトキですがwhite ibisです。ややこしいったらありゃしません。

Cereopsis novaehollandiae – ロウバシガン

Cereopsis novaehollandiae – ロウバシガン

Scientific Name: Cereopsis novaehollandiaeEnglish Name: Cape Barren GooseObserved in: TasmaniaLocal Status: Common ResidentObserved Timing: Nov-23 Eagle Hawkneckで見かけた、1属1種を形成するロウバシガン属の鳥です。時に気性が荒くもなるようですが、観察時には悠々と複数個体で草をつついていました。

Anas castanea – アオクビコガモ

Anas castanea – アオクビコガモ

Scientific Name: Anas castaneaEnglish Name: Chestnut TealObserved in: TasmaniaLocal Status: Common ResidentObserved Timing: Nov-23 タスマニアの離島?コニー島の海面でみかけました。オーストラリア南東部やニュージーランドにも分布するようです。雄は濃い緑色の頭部を持っています。もう少し近くで撮りたいですが、水鳥はなかなか難しいですね。。

Chenonetta jubata – タテガミガン

Chenonetta jubata – タテガミガン

Scientific Name: Chenonetta jubataEnglish Name: Australian Wood DuckObserved in: AdelaideLocal Status: Common ResidentObserved Timing: Nov-23 子供を連れているのはメスで、水面に浮かんでいる写真はオスです。オーストラリアに固有種として広く分布するようで、観察した公園にも多くの個体が見られました。

Anas superciliosa – マミジロカルガモ

Anas superciliosa – マミジロカルガモ

Scientific Name: Anas superciliosaEnglish Name: Pacific Black DuckObserved in: Hobart, AdelaideLocal Status: Common ResidentObserved Timing: Nov-23 マルっとしたフォルムが何とも安心感を与える、カルガモです。オセアニアの広い地域に分布します。日本でも見られるカルガモと似ていますが、それぞれ新世界と旧世界のみに分布しています。どういう経緯で住み分けたのでしょうね。

Aythya australis – オーストラリアメジロガモ

Aythya australis – オーストラリアメジロガモ

Scientific Name: Aythya australisEnglish Name: HardheadObserved in: TasmaniaLocal Status: Common ResidentObserved Timing: Nov-23 英名のHardeadがしっくりくる、重厚な見た目をしています。メジロであることが特徴のはずですが、写真の個体は白くないです。というのはメスだからで、オスの目は際立った白色をしています。知識を踏まえたうえで、どの個体を狙えばいいのか判断しないといけないですね。勉強不足です。

Anas gracilis – ハイイロコガモ

Anas gracilis – ハイイロコガモ

Scientific Name: Anas gracilisEnglish Name: Gray TealObserved in: TasmaniaLocal Status: Common ResidentObserved Timing: Nov-23 深い赤いの目や、羽の繊細な折り重なりが美しいです。オーストラリアやニュージーランドなどに広く分布し、赤道を超えない範囲で渡りを行うようです。

Zosterops lateralis – ハイムネメジロ

Zosterops lateralis – ハイムネメジロ

Scientific Name: Zosterops lateralisEnglish Name: SilvereyeObserved in: TasmaniaLocal Status: Common ResidentObserved Timing: Nov-23 メジロは見分けが難しく、どれも同じようにしか見えないですが、当種は複雑な色の取り合わせを持っており、際立っているように思います。多くの亜種が存在しており、体色がそれぞれ異なっています。観察することができたタスマニアのは側面が茶色がかっているのが特徴です。島内では広く見られますが、よく動き回るので撮影は少し大変です。

Ocyphaps lophotes – レンジャクバト

Ocyphaps lophotes – レンジャクバト

Scientific Name: Ocyphaps lophotesEnglish Name: Crested pigeonObserved in: AdelaideLocal Status: Common ResidentObserved Timing: Nov-23 こんないかしたハトがいるのかと出発前からワクワクしていました。東南アジアで見かけるカラフルなFruit doveとはまた違った、かっこいい魅力があると思います。幸いにも公園の地面をつついている個体に出会うことができました。オーストラリアには広く分布するようです。

Microcarbo melanoleucos – シロハラコビトウ

Microcarbo melanoleucos – シロハラコビトウ

Scientific Name: Microcarbo melanoleucosEnglish Name: Little pied cormorantObserved in: Adelaide, TasmaniaLocal Status: Common ResidentObserved Timing: Nov-23 表情が面白くて撮影が楽しかった種です。Adelaideの公園や、Tasmaniaの海辺で見かけることができました。インドネシアのバリ島を含むスンダ列島でも見ることができるようです。

Tribonyx mortierii – タスマニアバン

Tribonyx mortierii – タスマニアバン

Scientific Name: Tribonyx mortieriiEnglish Name: Tasmanian nativehenObserved in: TasmaniaLocal Status: Common ResidentObserved Timing: Nov-23 タスマニアの固有種としては最も目撃回数が多かったのが当種でした。公園や海辺、道沿いで広く見られ、時に交通事故にあっている個体もおりました。和名はタスマニアオグロバンとすることもあるようです。

Fulica atra – オオバン

Fulica atra – オオバン

Scientific Name: Fulica atraEnglish Name: Eurasian cootObserved in: AdelaideLocal Status: Common ResidentObserved Timing: Nov-23 ユーラシア大陸やオセアニアの広範囲に分布する種であり、もちろん日本でも様々な水面でよく見ることができます。写真はオーストラリアで観察される亜種F. a. australisであり、ユーラシアのF. a. atraと比して頭部がスッキリしているかと思います。

Haematopus longirostris – オーストラリアミヤコドリ

Haematopus longirostris – オーストラリアミヤコドリ

Scientific Name: Haematopus longirostrisEnglish Name: Pied oystercatcherObserved in: TasmaniaLocal Status: Common ResidentObserved Timing: Nov-23 このコミカルな容姿に加えて、Oystercatcherというのに牡蠣をつつくシーンは見られないという、突っ込みどころ満載の鳥です。Coney Islandの海辺で見ることができました。確かにこの嘴だったら、Oysterをこじ開けるのは大変そうだなぁと思います。なんでこの名前になったのでしょう。

Haematopus fuliginosus – オーストラリアクロミヤコドリ

Haematopus fuliginosus – オーストラリアクロミヤコドリ

Scientific Name: Haematopus fuliginosusEnglish Name: Sooty oystercatcherObserved in: TasmaniaLocal Status: Common ResidentObserved Timing: Nov-23 日の入りのゴールデンタイムに海辺で見ることができました。なにかを彷彿とさせるなぁと写真を撮った時からおもっていましたが、それはすてきな三にんぐみだったことに気づきました。 ところで、この海岸では全裸の男女が夕日に向かって寒中水泳していました。自然と戯れるのにも様々な方法があることを知りました。 I was able to see it at the golden time of sunset by the seaside. I had thought since I took the photo that it reminded me of something, then now I realized it was a “The Three Robbers“. By the way, on this beach, there were naked men and women swimming in the cold sea towards the sunset. I learned that there are various ways to play with nature.