Tachyspiza virgata – ミナミツミ

Tachyspiza virgata – ミナミツミ

Scientific Name: Tachyspiza virgataEnglish Name: BesraObserved in: PICOPLocal Status: EndemicObserved Timing: Jun-24 東洋区の全域で見られる種で、シンガポールでもごくまれに観察されています。猛禽類の生息範囲は一般的に広いので、固有種とはなりにくいと思いますが、それでもフィリピンには数種がおり、最も有名なのはフィリピンワシです。野生の個体を見てみたいものです。

Pernis ptilorhynchus – ハチクマ

Pernis ptilorhynchus – ハチクマ

Scientific Name: Pernis ptilorhynchusEnglish Name: Crested Honey BuzzardObserved in: Lorong Halus, Coney IslandLocal Status: Common MigrantObserved Timing: Jan-22, Nov-24 渡りの時期に猛禽が上空を飛んでいれば当種の可能性が高いでしょう。大型の猛禽が大空を滑空していく姿は目を引きます。東洋区の全域及び、日本やロシア南部を含む地域に生息しています。

Icthyophaga ichthyaetus – ウオクイワシ

Icthyophaga ichthyaetus – ウオクイワシ

Scientific Name: Icthyophaga ichthyaetusEnglish Name: Gray-headed Fish-EagleObserved in: Pasir Ris ParkLocal Status: Common residentObserved Timing: Nov-24 高い確率で特定の場所に現れる種が、当地では様々ありますが、当種もまたそれに該当します。しかしながら、どういうわけか、まだ該当の場所には足を運んだことがなく、長らく機会を逃してきました。そして移住後、3年がたったある日、Tampines Eco GreenからPasir Ris Parkに向かう道中にチャンスが訪れたのです。

Aviceda jerdoni – チャイロカッコウハヤブサ

Aviceda jerdoni – チャイロカッコウハヤブサ

Scientific Name: Aviceda jerdoniEnglish Name: Jerdon’s BazaObserved in: Coney IslandLocal Status: Uncommon migrantObserved Timing: Nov-24 毎年渡りの季節になるとConey Islandに現れていますが、同じくカッコウハヤブサ (Aviceda) に属するクロカッコウハヤブサ (Aviceda leuphotes)よりも当地では希少です。なんといっても特徴的なのは、立ち上がった冠であり、気品のある美しさ、強さを感じます。 東洋区に広く分布し、クロカッコウハヤブサと凡そ生息地は同じようです。英名のJerdonはインドに駐在した医師であり、動物学者のThomas C. Jerdonです、当種のほかにもいくつかの鳥類のその名が冠されています。

Aviceda leuphotes – クロカッコウハヤブサ

Aviceda leuphotes – クロカッコウハヤブサ

Scientific Name: Aviceda leuphotesEnglish Name: Black BazaObserved in: Pasir Ris ParkLocal Status: Common migrantObserved Timing: Dec-22 タテガミがいかした鳥、クロカッコウハヤブサです。渡りの時期にシンガポールでちらほら目撃されます。タイでは当種の大群が渡るのを見れるポイントがあるようです。 写真はPasir Ris Parkのマングローブエリアにほど近い展望台から撮影したもので、100mくらい離れていたかもしれません。2024年にはBidadari Parkに出現し、至近からの観察ができたこともあったようです。

Accipiter gularis – ツミ

Accipiter gularis – ツミ

Scientific Name: Accipiter gularisEnglish Name: Japanese SparrowhawkObserved in: Coney IslandLocal Status: Common migrantObserved Timing: Nov-24 歩き疲れて一息ついていたその時、背後にフワッと舞い降りたのは当種ツミでした。日本では夏鳥として全国各地で見られ、冬の間はシンガポールを含む東南アジアで過ごします。

Accipiter soloensis – アカハラダカ

Accipiter soloensis – アカハラダカ

Scientific Name: Accipiter soloensisEnglish Name: Chinese SparrowhawkObserved in: Coney IslandLocal Status: Common migrantObserved Timing: Nov-24 チャイロカッコウハヤブサを目的としてConey Islandに行った際に、見かけることができました。タカ科としては小さく、ひらひらと樹幹を飛び回ります。同日にはツミ(Japanese Sparrowhawk)も見かけ、シンガポールで期待できるSparrowhawkを2種とも観察する幸運に恵まれました。