Pycnonotus zeylanicus – キガシラヒヨドリ

Pycnonotus zeylanicus – キガシラヒヨドリ

Scientific Name: Pycnonotus zeylanicusEnglish Name: Straw-headed BulbulObserved in: Hindhede Nature ParkLocal Status: Common residentObserved Timing: Nov-21, Jun-22 特徴的な鳴き声を持つがゆえに乱獲され、世界的には絶滅危惧種となってしまった当種であるが、シンガポールにはいる。というかシンガポールでくらいしかモハヤ見れないらしい。最初に出会ったときには、まだ当地の鳥たちのことをほとんど知らずにいた為、撮りやすい位置に来てくれたこの子を撮ってみたのみで、感慨はなかった。更に言うと、当種は割と大きいな鳴き声を持つので、他の鳥の鳴き声をかき消してしまい迷惑とさえ思っていた。が、上述の事実を知りなんと貴重な鳥に出会えていたのかと、なんとも言えない気持ちになった。知らないことに気づけて良かった。

Leptocoma calcosteha – ノドアカタイヨウチョウ

Leptocoma calcosteha – ノドアカタイヨウチョウ

Scientific Name: Leptocoma calcostehaEnglish Name: Copper-throated SunbirdObserved in: Sungei Buroh Wetland ReserveObserved Timing: Jan-22 ボードウォークのすぐそばを行き来している、全く人気を気にしない個体だった。ワイド端でも近すぎてピントが合わないという珍しい経験をさせてもらった。左下は当種のメスであり、巣作りのためにクモの巣を集めているところ。小さい鳥ではあるが、ダイナミックにホバリングする様子がとてもカッコよかった。

Aethopyga siparaja – キゴシタイヨウチョウ

Aethopyga siparaja – キゴシタイヨウチョウ

Scientific Name: Aethopyga siparajaEnglish Name: Crimson SunbirdObserved in: Dairy Firm Nature ParkObserved Timing: Nov-21 シンガポールの国鳥と認識されているが、それは非公認らしい。オスは英名の通り真紅の体色をしており、何度であっても嬉しい。タイヨウチョウはとても素早く動き回り、ほとんど同じ場所にいてくれないため、まだ納得のいく写真は撮れていない。

Treron vernans – コアオバト

Treron vernans – コアオバト

Scientific Name: Treron vernansEnglish Name: Pink-necked Green PigeonObserved in: Sungei Buloh Wetland ReserveObserved Timing: Oct-21 夜明け間もない薄闇の中、がさがさと木を揺らしながら実を啄む。色のあるハトの存在を初めて知った。5メートル程度の街路樹などテッペン付近に留まっているのをよく見かける。

Tyto javanica – トウヨウメンフクロウ

Tyto javanica – トウヨウメンフクロウ

Scientific Name: Tyto jananicaEnglish Name: Eastern Barn OwlObserved in: TampinesObserved Timing: Jan-22 仕事もそろそろ落ち着いて上がろうとしていた平日の夕方、メンフクロウが現れたとの通知。定期的にスポットされているようではあるが、なかなかの珍鳥につき見に行かないわけにはいかないと、タクシーで定時すぐさま急行した。すでに黒山の人だかりとなっていたが、何とか見ることができた。小刻みに顔を左右に揺らす動作がなんとも奇妙だが愛らしい。見開いた黒く丸い目は、白い顔面に映え、とても美人。

Fraser’s Hill #2 (July-22)

Fraser’s Hill #2 (July-22)

Summit of Fraser’s Hill 早朝の探鳥を終えいよいよ頂上エリアへ。高原の鳥が数多く生息するこのFraser’s Hill、出会う鳥のほぼ全てがLiferです。 ガビチョウという種の鳥がいる。英名はLaughlingtrashといい、笑っているような鳴き声をする。ここで最も一般的なのはチャガシラガビチョウであり、白く縁どられた目と茶色の頭が可愛い。同属のもう一種がズアカガビチョウ。マレー半島の高原の固有種であり、チャガシラよりも少し大きい。やはり愛らしい顔つきをしている。 図鑑をめくる中で目をひいたゴシキソウシチョウ。実は一般的な種であるため、ありがたみが薄れていきそうになるが、美しいことに変わりはなく何枚でもシャッターを切っていたくなる。そして一見シキチョウのようにも見えるのがコンヒタキ。写真はオスで暗い体色に映える青がとても綺麗。

Fraser’s Hill #1 (July-22)

Fraser’s Hill #1 (July-22)

On the way to Fraser’s Hill Summit Day 2 in Malaysia, we headed to Fraser’s Hill where the most popular birding place around KL. It is 3-4 hours distance from the center of city. This above 1,400m altitude hill is developed by English in a colonial era. Since Singapore does not have such the high altitude place, I expected about those special flora and fauna. Here I would like to introduce birds spotted, that is beyond my expectation, in the middle of the way to the summit. マレーシアでの探鳥二日目は、かの有名なフレーザーヒルへ。KLから3~4時間の距離にある高原の避暑地だ。イギリス人によって拓かれており、歴史ある別荘やホテルの数々が佇み、今でも多くの訪問客を受け入れている。そんなフレーザーヒルは頂上付近だけではなく、そこに向かう途中にも素晴らしいポイントがいくつもあるという。 When the sun starts to give lights in the valley, Pin-tailed Parrotfinch came up from the bottom. This rainbow color bird feed…

Kuala Lumpur (July-22)

Kuala Lumpur (July-22)

Eventually, three years had passed since my last private trip for abroad. World requires some weird protocol against any activity but, still we would say it is definitely better than nothing. Thus, taking this relaxing opportunity, I decided to head to KL, Malaysia for birding. Talking about my recent birding, honestly, I had felt some tiredness about a birding in Singapore. Probability of encountering lifer bird is getting low and low, of course, and, on the top of that, a crazily crowded birding is sometime too much for me. So to say, I needed to refresh or reset a idea regarding exploring wildlife. It was a so fruitful birding, I…

Ishigaki (May-22)

Ishigaki (May-22)

一時帰国の合間での鳥見です。これまで何度も訪れてきた石垣島ですが、いつも目的はダイビング。陸上の探索はほとんどしてこず、島の鳥の代表格であるアカショウビンとカンムリワシをそれぞれ初めて見ることができたことが、すごく嬉しかった知見のない一時滞在先での探鳥を有意義なものとすべく、5年ぶりにガイドをお願いしました。プロのプロダクティビティはすごい! ほんのり紫色がかっているのが亜種であるリュウキュウアカショウビンの特徴らしく、ヤエヤマカジカガエルを咥えている瞬間にも会えました。2022年の梅雨は例年にはなく長雨が八重山地方に降り注いでおり、雨の合間に水分を払うカンムリワシには普段見れないカンムリの部分をみることができました。島中には至る所にイシガキヒヨドリがいます。良いポジションで撮影できましたがじっくり見ると美人です。暗がりのズグロミソゴイ、白いクロサギ。ブラジルでナンベイセイタカシギは見ましたが、セイタカシギは初めて。水田にいっぱいいました。シンガポールでは普通種のシマキンパラ。揺れる草に乗っかる様子はキンパラおなじみの光景。カモ科の鳥類はシンガポールにはほとんどいないので新鮮だったバン、カルガモ。そしてコウライキジ。綺麗です。これまたシンガポールでも観察できるツバメチドリ。子育て中でした。草むらで餌を捕食中のクロハラアジサシ。小柄でカラスと格闘していたカタグロトビ。牛とアマサギは石垣ではおなじみの光景の様です。リュウキュウコノハズクは木陰に。ちょっと不機嫌です。雨の中のリュウキュウヨシゴイ。かわいいセッカ。そしてシンガポールで見逃したタマシギ(メス)!最後の最後に嬉しいサプライズでした。